小豆島オリーブオイルのヒミツ
トップの写真は、樹齢1000年のオリーブ大樹。
2011年にスペインから長い船旅を超えて小豆島へやってきた
この樹と瀬戸内海を一望できる小豆島らしいスポットです。
2017年11月、収穫期を迎えた今しか味わうことができない
“搾りたてのオリーブオイル”を求めて
小豆島へ行ってきました。
収穫は一粒ひとつぶ大切に
今回お世話になったのは、
品質に徹底的にこだわった小豆島ならではのオリーブオイルをつくられている
「自由樹」の川本さん。
1年間かけて実ったオリーブの果実たちは宝石のよう。
川本さんの農園では一粒ひとつぶ大切に手摘みで収穫をしているそうです。
約3mほどのオリーブの木には、上から下まで果実がびっしり!
摘んだ果実から
枝葉や傷んだオリーブを取り除くのも全て手作業。
摘みたての新鮮なうちに!
写真は川本さんによる、愛あるご指導の様子です。笑
わずか10%しか採れないオイル
1日かけて100㎏ほどの果実を収穫。
沢山、採った!と喜んでいたのは束の間、
この果実から採れるオイルは、わずか10%なんですって。
なんと貴重な…!
オリーブは鮮度が命
枝から採った瞬間から発酵がはじまるため
収穫したら12時間以内に搾油することにこだわる川本さん。
しかも、果実へできるだけストレスをかけないように、
こだわりの搾油方法で採油されています。
詳しくはご紹介できませんがとても繊細な作業であることがわかりました。
そしてついに、
オリーブオイルの世界を少しだけ知ってから
すっかりオリーブオイルのテイスティングにはまったわたしたちが
わくわくしながら待っていたそのとき!
搾りたてのオイルを試飲させていただきました!
搾油機から出てきたばかりのオイルはキラキラ美しい…。
搾りたての濾過されていないオリーブオイルは、
とにかく旨みが濃い!そして甘い!
無濾過のオイルは、
フレッシュジュースと同じように
あっという間に鮮度が落ちてしまうので、
今ここでしか味わうことができない貴重なものなんです。
和食にも合う国産オリーブオイル
小豆島のオリーブオイルは、
オイルであることを忘れるほどサラリ、あと味すっきり。
ごくごく飲めて、水分すら感じました。
小豆島は、棚田でつくるお米も有名で、
宿泊先の朝食では
小豆島産のみずみずしい新米をいただきました。
これは…一緒に食べたら間違いない!
ごはん、お茶、ほんのちょっとのお塩とオリーブオイルで、
お茶漬けにしていただきました。
オリーブオイルのお茶漬け!?と驚かれる方もいると思いますが
小豆島のオリーブオイルならではの爽やかな香りが
新米の甘みとぴったり。
飲み込んだ後の、水の甘みすら感じる余韻も最高でした。
日本で採れたオリーブは、和食にも合う味なんですね。
なんともおいしそうにオイルをかける彩子さん
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絞りたてのオリーブオイルを味わってみたい!!
そんな話をしていたところ、
「ぜひ案内するよ!」と、言ってくれた頼もしいサポーター、
オリーブオイルソムリエ®︎の阪田さん(通称:トム)ファミリーのおかげで実現した
この小豆島訪問。
現地では、オリーブのプロ・川本さんのご案内で
国産オリーブのこと、小豆島のこと、たくさんの学びがありました。
貴重な経験をありがとうございました!
次に味わえるのはいつになるかなー。
<text by. YUKI OBUCHI (さいころ食堂 プランナー)>
———-<Special Thanks>———-
収穫体験から、オリーブ・小豆島のことを色々教えてくださった
川本泰典さんの「自由樹」 ( http://jiyujyu.com/)
(収穫をはじめ様々な体験プランもあるそう、気になる方はぜひチェック!)
仲間と一緒にくつろげる宿泊施設
「OASIS」(http://olive-oasis.com/)
小豆島の旬の味とオリーブを存分に味わえます
(川本さんのオリーブを使ったお料理も!)
オリーブオイルソムリエ®︎の阪田さんお墨付きのオリーブオイルは
「グルメ・リパプリック」に揃ってます。