さいころ食堂の5年目
2017年、あけましておめでとうございます。
気がつけば、
昨年12月に、(株)さいころ食堂は5年目に突入していました。
思い返すと、
「おいしい企画業」という訳のわからない業態の、
食の世界ではなんのキャリアもないわたしを
あたたかく迎え、信じてくださった全ての方への感謝で、
胸がつまりそうになります。
いただいたご縁とチャンスに必死で向き合い続けた4年間。
心から尊敬できる方、大好きだなぁ〜と思う方に、
たくさん出会うことができました。
2016年は、社員を迎えるという一歩を踏み出しました。
わたしに負けずヘンタイで最高な新メンバーで
日々の仕事が一層たのしくなりました。
また、無謀にもカフェの店主となり、
初めての経験にもかかわらず、
素晴らしい仲間とチームづくりを共にすることができました。
ほんとうに、幸せものです。
最近、ある占いで、
「野生動物のドキュメンタリー」
のような生き方をしていると言われました。
「生きる覚悟」のようなものを常に持っているとか。
たしかにわたしは、日々、死を意識して生きています。
全くネガティブではなくて、
未来は不確定で、
何も約束されないということをベースに
すべてを選択している気がします。
あしたは来ないかもしれない。
この人にはもう会えないかもしれない。
そう思っているから
今起こっていること、今手にしているものを
全力で愛せるのかもしれません。
この4年の心残りは、
大切な出会いとご縁に、
仕事でしかお返しできなかったことです。
5年目の2017年は、よりフットワーク軽く、
「会いに行けるさいころ食堂」
になりたいと思います。
会いたい人へ会いに行って
おしゃべりする時間を大切にします。
仕事のご用命はなくても、さいころとおしゃべりしたいな、
と思っていただけたら嬉しいです。
2017年。
より強く、しなやかに、生きていきます。
今後とも一層、よろしくお願いいたします。
さいころ食堂 代表 / Alaska zwei 店主
大皿彩子
photo by. Yasuhiro Horiuchi